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夢の招待状

スタッフブログ
2018.11.06

代表の荒川栄です。

 

柴崎岳選手が2018年10月16日埼玉スタジアム2002で行われたキリンチャレンジカップ日本対ウルグアイ戦に先発出場を果たし、世界ランク上位のウルグアイに4対3というゴール戦を制し見事勝利を収めたことはまだ記憶に新しいと思います。次のW杯への熾烈な代表戦いはすでに始まっていますが、我が青森出身の柴崎選手はこの試合大いに存在感をアピールしました。

野辺地町でサッカーに出会い、中学・高校と青森山田で学び、その後プロとして鹿島アントラーズで鍛え上げ、クリスチアーノ・ロナウド率いる世界一クラブ レアルマドリードから2得点をあげ、その後世界最高峰スペインリーグに渡りメッシ率いるバルセロナからもゴールを奪い、その活躍する姿はもはや青森の柴崎ではく、日本の柴崎に成長しています。

 

今年7月にはロシアで行われたW杯でも主力として戦い日本国民の期待に応え不動のレギュラーとして存在感を示しました。柴崎選手は、大会終了後青森に凱旋した足で、ワイズパーク青森にも足を運んでくれました。ちょうどその日ジムでは小山内龍弥くん(小学校5年生)が週に一度のトレーニング(リハビリ)を行っていました。彼は「毛細血管拡張型運動失調症」という現状治療法が見つかっていない先天性の難病と闘っており、弊社では少しでも運動機能維持のためリハビリをお手伝いしています。すぐに彼に気づいた柴崎選手にどんな病気なのかを説明すると、その後積極的に龍弥くんに多くの言葉をかけ励ましてくれました。そして帰り際に柴崎選手は「いつか試合見に来てね!」というと「うん!」と頷く龍弥くん。母親と我々で「じゃあスペインまでいこうか!」と笑いながら話し柴崎選手を見送りました。心では長期のフライトや、異国での介助などを考えると「そんな夢物語は無理だよな・・」という思いが私の心を横切っていました。

 

 

 

 

あれから3ヶ月がたった10月上旬、日本代表キリンチャレンジカップのメンバーが発表され、その中に柴崎岳選手も名を連ねていました。それから間もなくスペインにいる柴崎から一本のメールが入りました。

 

「少し相談したいことがあるんですがまだ起きてますか?」

 

日本は深夜でしたがたまたま起きていたので返信をすると、すぐ折り返し電話がかかってきました。

 

「小山内龍弥くん、そしてお母さんと兄源美くんを代表戦に招待したいのですが手伝ってくれませんか」

 

3ヶ月前に龍弥くんに言った「いつか試合見に来てね」は単なる社交辞令ではなく、ずっと思い続けてくれていた柴崎岳の心に身震いし感動しました。日本代表に選ばれるというのはこういう夢と感動も与えることができるのか。スポーツの限りない可能性を感じることができました。この話を聞いたお母さんは鳩に豆鉄砲食らったように驚き、しかしその後すぐに「行きます」のお返事をいただきました。

 

 

 

2018年10月16日龍弥くん、兄源美くん、お母さんの小山内家族と私は埼玉スタジアム2002で日本代表として先発出場した柴崎岳を満員のスタジアムから応援するという夢を叶えることができました。

 

 

 

 

 

 

帰ってから龍弥くんのお母さんから次のような内容で連絡をいただきました。

それは初めてでた言葉だそうです。

 

 

「今度は僕が恩返しをする!」~小山内 龍弥 談~