みなさんこんにちは。理学療法士の吉崎です。本日は7月からご利用の脳梗塞後遺症の方のパーソナルリハビリについてお話します。
脳梗塞の特徴的な症状に片麻痺があります。一般的には半身マヒということが多いかもしれません。
著名な方で言うと先日お亡くなりになった長嶋茂雄さん。
長嶋さんは相当な努力をされて歩けるようになったと報道されることがありましたね。
実は片麻痺は動かすことができなくなるだけではなく、感覚の低下(通称:感覚麻痺)も起こります。
なので運動麻痺で動かないのか、感覚麻痺で動かし方がわからないのか見定める必要があります。(正座で足が痺れたとき足の向きが分らなくなりませんか?)
病院ではMRIを参考にある程度症状を想定できますが、フィットネスの現場ではそうもいきません。
今回のお客様は足部に感覚障害が見られました。
そのため運動麻痺の程度は強くなかったのにも関わらず、歩行はかなり不安定な状態でした。そのため麻痺側の脚に「ちゃんと力が入るんだよ」と教えてあげる必要がありました。
その手段として今回の症例にはUSTというトレーニングを選択しました。
(UST:Unilateral Step Training 直訳では片側ステップ訓練)


写真のようにランニングマシーンの縁に麻痺側を乗せ、非麻痺側のみで歩くというものです。これにより麻痺側を動かさなくても、強制的に麻痺側の脚の筋肉が使われ、自然と力の入れ方がわかってくるようになります。
その筋活動を促すための最適なマシンの速度や体の使い方等は専門的になるためここでは割愛しますが、そのあたりをうまくできるとかなりお勧めのトレーニングになっています。
理学療法士の中でもかなりマイナーな訓練方法ですが、基礎研究からの有用性と臨床経験からお勧めしております。
実際のUST後は、腕の痙縮(麻痺による無意識の力み)が落ちてきたことがわかりますね。これはUSTによる麻痺側の脚に力が入りやすくなり上半身でバランスをとる必要がなくなったためと思われます。
お客様の声(一言コメント)
「麻痺した脚のふくらはぎがすごく疲れました。」
トレーナーからのコメント
麻痺側の疲労は感覚障害により今まで使えていなかった筋肉がUSTにより強制的に使われたためと思われます。これで「実は麻痺の脚も筋肉は動くんだよ」と実感できたことと思います。即時効果があるためぜひ継続して頑張ってみましょう。
今回のお客様はもともと体力や筋力がある程度あったため使い方の理解で即時効果が得られました。麻痺の後遺症に悩まされている方のなかでも同様の方は多い印象を持っています。
また麻痺した手足は使いにくいため使う機会が減り、筋力が落ちやすくなっています。麻痺の影響なのか筋力低下の影響なのか専門的な評価で確認しながらトレーニングを選択していきます。
後遺症でお悩みの方、麻痺のせいだと諦めていた方でもぜひご相談ください。
ご興味のある方へ
当ジムでは、完全予約制のパーソナルトレーニング・パーソナルリハビリを行っています。初心者の方も安心して通っていただけるよう、丁寧なカウンセリングとマンツーマンのサポートをご用意しています。また多種多様な要望にお答えできるよう医療資格や国家資格含む様々な資格を持ったトレーナーを配置しています。カウンセリングのみでもお気軽にご相談ください。
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投稿トレーナー紹介

吉﨑 寛之
HIROYUKI YOSHIZAKI


